剥製の種類

剥製の種類には、本剥製と仮剥製があります

本剥製

本剥製

博物館、資料館等のジオラマ内に展示してある生きているときの形を忠実に再現 している剥製と、家庭の床の間や壁に飾られている剥製を総称して本剥製と言います。

仮剥製

博物館や研究所、大学等で研究用に保管することに適した、こじんまりと羽を たたみ、寝ているような形に作ったものを言います。主に、鳥類と哺乳類があ ります。

フリーズドライ(冷凍乾燥)製法

フリーズドライ(冷凍乾燥)製法

この方法は、皮を剥がないので、剥製の仲間に入るか疑問ではあるが、欧米で はかなり発達している。小動物(トカゲ・ヘビ・ネズミ・コウモリ)には質感 を損なわず体の線もリアルに残るので、かなり有効な製法であるが、大形の動 物には向かない。又、完成後は完全にシールドされたケースに収納しないと、 害虫や湿気によるカビの発生の心配がある。

鳥類作業工程

鳥類作業工程

1
剥皮して内側から薬品を塗布する。
2
汚れを洗浄する。
3
剥皮した胴体と同じ形、同じ寸法の胴芯を作る。
4
それに洗浄した皮をかぶせる。
5
形を整えて乾燥させる。
6
適当な台、又は木に止め、顔面等を仕上げ塗装する。

哺乳類の作業工程  

哺乳類の作業工程

1
剥皮して、汚れを洗浄する。
2
ナメシ液に漬ける。
3
剥皮した胴体を石膏で型を取る
4
その型に発泡ウレタンを流し、ボディを作る
5
ナメシが終わった皮をボディにかぶせる。
6
仮台に取り付け、顔面や細部を仕上げ、乾燥させる.
7
本台に取り付け顔面や裸出部を彩色する.

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剥製の保存方法

1
理想的な保存方法としては、ガラスケース(アクリルケースでも可)に入れ、ナフタリン、樟脳等の防虫剤を入れて 保管すると、ホコリも付かず、虫害も受けないので、いつまでも美しく鑑賞できます。一年に一回位、防虫剤を補充します。 ケースの中に水は必要ありません。
2
ケース収納が無理な場合は、風通しの良い部屋(いつも使用している部屋)に置き、一ヶ月に一度位、製図用羽ぼうきで 毛並みにそってホコリを払います。
3
剥製は、タバコの煙や、料理の油煙は大敵です。
4
剥製は直射日光を非常に嫌います。羽根の色が退色してしまうばかりでなく、急激な劣化を招きますので なるべく暗い部屋に置きましょう。
5
置く場所が無く、納戸等にしまい込んでしまう場合は、ポリ袋等に入れ、中に多めに防虫剤を入れておきます。その場合でも一年に一度は必ず、虫干しをして、防虫剤を補充します。
6
上記の事を守って保管すれば、ほとんどの剥製は数十年もつものです。博物館等に保管してあるものは、百年を 越す標本も多数あります。

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貴重な標本や、狩猟や釣りのトロフィーは汚れても壊れても、修復やクリーニングを施して長持ちさせて下さい。

剥製の修理

  • 鳥類キジ・カモ・タカ位の鳥で、クリーニングと着色で\10,000位です。
    上記に、傷、抜毛等があると +\5,000位になります
  • 哺乳類・・・タヌキ・キツネ・シカ(頭部)は、クリーニングと着色で\20,000位です。
    上記に、傷、抜毛等があると、+\10,000位になります。
  • 大形哺乳類シカ・トラ・クマ等は、クリーニングと着色で\70,000~\100,000位です。
    特別に修理箇所があると+\50,000~\100,000位になります。
  • 修理に関して、搬入・搬出を当社で行う場合は、実費申し受けます。

剥製の種類

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